2011-08-23 第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
ただ、その際に、その需要の不足という場合には、短期循環的な問題とそれから長期構造的な問題、これを分けて考えた方がいいと思います。 リーマン・ショック後、これは需要が大きく世界的に落ち込みました。そうした短期的な需給ギャップ、これに基づくデフレにつきましては、今、日本銀行は思い切った金融緩和を行っております。
ただ、その際に、その需要の不足という場合には、短期循環的な問題とそれから長期構造的な問題、これを分けて考えた方がいいと思います。 リーマン・ショック後、これは需要が大きく世界的に落ち込みました。そうした短期的な需給ギャップ、これに基づくデフレにつきましては、今、日本銀行は思い切った金融緩和を行っております。
それは、先ほど申し上げたように、原油価格の高騰のリスクがむしろ激しくなっている、それからアメリカ経済のピークアウト、そして下方方向に行くリスクはむしろ高くなっているんじゃないか、あるいは、日本経済の短期循環から見て、サイクルは今非常によくなってきているんだけれども、ピークアウトするのはこの二月、三月じゃないかなということを私は個人的にちょっと感じるものですから、そこのところはよく踏まえて考えていただきたいし
その際、その回復軌道を単なる短期循環における回復にとどめることではなくて、長期循環や歴史的転換の波の新たな盛り上がりにつなげていくことが重要であると考えます。 このため、経済対策におきまして、四つの分野を軸とした日本新生プランの具体化策等を中心に盛り込み、我が国の経済を新時代にふさわしい構造に改革し、二十一世紀における新たな発展を確実にしたい、このように考えている次第でございます。
景気と予算との関係ということで私の考え方を申し述べたいと思いますが、まず私自身、今回の不況、これはよく言われておりますように、九〇年代に入っていわゆるバブルが崩壊いたしまして、その後、短期循環的には景気上昇局面もございましたが、基本的には経済の地盤というものが必ずしもよくなっていない、そのように私自身は認識しております。
一つは、今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なり合っておる、九七年初期を頂点として景気は下降局面に入っております、こう言いながら、最後にこの件につきましては、これらの三重の波は相互に絡み合っており、現下の経済困難から脱出するには、これら三重の波を同時に解消していかなきゃならない、こう言われておるんです。
今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なり合っています。まず、短期の循環では、九七年初期を頂点として景気は下降局面に入っています。長期波動においては、戦後一貫して成長拡大してきた我が国経済が、八〇年代末のバブル景気を境として、安定成熟局面に入っています。
今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なっています。まず、短期の循環では、九七年初頭を頂点として、景気は下降局面に入っています。長期波動においては、戦後一貫して成長拡大してきた我が国経済が、八〇年代末のバブル景気を境として安定成熟局面に入っています。
○渡辺(周)委員 せっかくですので堺屋長官にもお尋ねをしたいんですが、昨日の所信の中に、我が国経済の現状の中で、今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換、短期的には循環型である、長期においてはバブル期を境として安定成熟局面に入っているというようなお言葉を使われております。
昨日の堺屋長官の所信の中で、現在の経済状況を短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三つの波が重なり合っている、そういう現状認識がございました。この三つの波を同時に解消していかなければ現在の経済状況は打破できない、こういう御指摘が冒頭にあったわけでありますが、私はまさにそのとおりだというふうに認識をいたしております。
今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なり合っています。 まず、短期の循環では、九七年初期を頂点として景気は下降局面に入っております。長期波動においては、戦後一貫して成長拡大してきた我が国経済が、八〇年代末のバブル景気を境として安定成熟局面に入っています。
確かに、平成九年の初めに短期循環として景気は頂上をきわめて下り坂になっておりました。それに加えましてアジアの経済の問題、あるいは金融の破綻が相次いだものでございますから、平成九年度、一・九%の上昇を見込んでおりましたものがマイナス〇・四%という実績になりました。
今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なり合っています。 まず、短期の循環では、九七年初期を頂点として景気は下降局面に入っています。このため、景気の拡大が続くと信じて行った財政構造改革は、その基本的考え方においては誤っていなかったものの、極めて時期の悪いものとなってしまいました。
今日の深刻な経済状況には、短期循環、長期波動、歴史的発展段階の転換という三重の波が重なっております。 まず、短期の循環では、九七年初期を頂点として景気は下降局面に入っています。このため、景気拡大が続くと信じて行った財政構造改革は、その基本的考え方において誤りではなかったものの、極めて時期の悪いものになってしまいました。
まず第一に、やはり御指摘のように、去年の春ぐらいから短期循環が下り坂になっていた、そのときに医療あるいは増税措置等をとって、それに対応した減税対策を十分にとらなかった、そういうような循環論の見誤り、これが一つの原因だと思います。それが結局十一月に金融不況を呼び起こした、アジアの不況とも重なって非常にまずい結果を呼んだ、これが第一だと思います。
同時に短期循環あるいは中期循環がともに下降局面に入っておる。この二つの悪条件のところに原油の高騰が重なって狂乱物価と不況、要するにスタグフレーションが起こった、こう言われております。この経過を見ますと、政策的な失敗、政策的な立ちおくれが一つの大きな原因になっておることは明らかであります。
○柄谷道一君 私は最後に、私もこれで四年社労委員をやらしていただいたわけでございますが、この経過をずっとこう考えてみますと、当時、失業後のいわゆる事後処理救済対策というものに重点を置かれておった雇用政策が、雇用保険法を制定していわゆる短期循環的な失業のおそれあるものを救っていこう、こういう制度ができました。
現在の日本経済の不況は、もう御承知のように、短期的、循環的な要因だけでなく、時代の転換に伴います長期的、構造的な要因によるものでございますが、こうした不況を背景に、深刻化しつつあります地方財政の危機もまた短期、循環的な要因と、長期、構造的な要因とをあわせ持っております。さらに、危機は単に財政だけの問題ではございませんで、地方自治と住民福祉そのものも危機にさらされております。
○政府委員(遠藤政夫君) 国有林野に働いておられるいわゆる定期作業員というような、短期循環的な雇用の方々、こういった人の通年雇用化につきましては、私どもかねがね農林省当局とも御相談をいたしまして、この通年雇用化、いわゆる常用化につとめておるわけでございまして、この数年間に、まあ、おしかりは受けるかもわかりませんけれども、相当数が常用化されまして、まだ一部日雇い形式あるいは定期作業員的な形式の方が残っておられますが
こういう実態と同時に、この出かせぎという労働形態が全国各地で、特に北海道、東北地方におきましては、決して好ましい形態ではないけれども、現実に出かせぎに出ざるを得ない、やむを得ない、同時にまた、日本経済全体にしても、この出かせぎという労働形態があるからこそ労働力の需要がまかなわれておる、こういう両々の実態から見まして、十何年来この制度の中に深くなじみ込んでしまったこの出かせぎの短期循環受給者の人たちの
このため、短期循環に離職者を多数発生させる事業主から特別保険料を徴収し、これを通年雇用等の費用に充てることによって不安定雇用の解消をはかるとともに、拙保険者期間の計算方法を合理化する等の必要が在ると考えるのであります。また、不正受給が年々増加している現状に対処するため、これを防止する必要があると考える次第であります。
先ほど短期循環受給者の既得権を侵すことについては権利の侵害であるという非難がございましたが、同様に私は、当然適用さるべき五人以上の事業所において未適用状態にある労働者が存在しておるということは、これは労働者にとりましてのより大きな権利の侵害であると考えておるわけでありますが、この点についてどの程度あるのか、またこれについての対策はどうなっておるのか、この点について承ります。
○田畑委員 今回の改正案では、先ほど八木委員からも強く指摘されましたように、短期循環受給者について、制度健全化の名のもとに被保険者期間の算定が従来の四カ月二十二日から六カ月まるまるの雇用期間を必要とすること、また一カ月の稼働日数は従前の十一日を十四日にすること、これについていろいろな角度から既得権の侵害であるというような非難が寄せられておるわけであります。
○田畑委員 各国の事例はよくわかりましたが、旧改正法では、短期循環受給者について給付の制限、こういう法律の内容であったと記憶します。